【立体はどうなんだろう系・ポップ/エレクトロ/J-Pop/歌謡曲】たまにはJ-pop。
Perfume (Youtube "One Room Disco")がこの2~3年ブレイクしていますが、あのエレポップサウンドを聞いたときにピーンと来たのがChappie。まずは豆知識。Chappieとは、20世紀の終わりに結成されたオシャレ集団
Goovisionsの代表するキャラクターで、コピーの顔にいろんな衣装という典型的ポップアートアイコン。そのキャラクターChappieが1999年に突如歌手デビューを果たし、シングル
"Welcome Morning (Youtube)"は、ラジオでかかりまくり。これが変則ビートのエレポップで、平坦でキュートなボーカルには麻薬のような習慣性があるものでした。この曲とアルバムの一部を手がけたのがPal@Pop。てっきり覆面エレクトロユニットかと思いきや、2ndシングルではCoilというロックバンドが作曲。その後は小西康陽、草野マサムネなど大物の作曲が続き、とうとう森高千里が歌を歌ってしまうというところまで言ったあたりでアルバムを出して音楽活動を終了という、結果的にJ-Popの豪華詰め合わせアルバムとなったのがこれだ。ただ、このアルバムが衝撃だったのはジャケット(検索してみてね)。今まで平面だけだったChappieが立体になり、「なんか怖い」デザインとなってしまいました。内部はオシャレなChappieイラストデザインもあり、そのあたりを開いて飾っていたりしました。10年たちましたが、1st シングルなどの販促サイトは
まだあるんです。Macを使っていた頃は、仕事も家もずーっとChappie壁紙でした。Groovisionsは表に出てこなくなったものの、いろんなデザインを手がけているようです。あんまり中古で見ない1999年。