【淡鬼瓦系・ロック】最も好きなバンドと言ってもいくつもありますけど、そのうちの一つ。メロコアだのファンパンクだのが流行る前に、パンクテイストを織り交ぜたポップなハードロックをやっていたのが、"生姜"ことジンジャー率いるWiLDHEARTSだ。イギリス出身と言うことも有り、メリケンのノー天気なやつらとは、明らかに一線を画す、結構凝ったつくりの曲調なので、飽きが来ず長く聴けるのが特徴だ。その中でも、このアルバムが、ちょっとニヒルで好きだなワタシャ。ニヒルすぎてわけわかんなかった"Endless, Nameless"ってのも有ったけど、そのアルバムは、一般の人は買わなくて良いです。
でまあ、これ、アルバムジャケットもそれまでのハードロックや、オルタナ風のものから転換、なんだか意味ありげに考えているようなジャケットで来たこのアルバムですが、1曲目からポップですよ。且つガツガツと骨太リフ。あーた、もうかっこいい以外の何物でもないでしょう。入門編はコレか、この前の"Earth vs. WiLDHEARTS"でしょう。このアルバムは、各国盤でボーナストラックが違います。"Fishing for Luckies"を買えば全部聴けます。多分。1995年。