【きのこ系・メロコア/ロック】テキサスチェーンソーマサカーでおなじみ、では無いほうのLeatherfaceです。たしか、Snuffというバンドのメンバーの別プロジェクトだか分かれたバンドで、ちゃんとメロコアではないパンクのバックグラウンドのある人たちだと思います。当時、Bad Religionだとかが出始めだったんだけど、較べて聴いてもちょっと肌触りが違う。明らかにハードロックというか、Moterheadにも通じる何か(ボーカルの声も似ているな)を感じるわけです。でも、ちゃんとポップで、メロディーは哀しくて泣かせてくれるのです。このアルバムを紹介したGuitar MagazineだったかPlayerだったかは、"How Lonley"という曲を称して、「顔で笑って心で泣いて。忌の時にかけて欲しい」そんな曲だ。英国職人気質の哀愁がどうしても抜けない。
その哀愁がどうしても抜けないのはジャケットもだなあと思うわけ。このアルバムは彼らには珍しく、"モノ"なんだけど、色もそうだけど、お約束のB級臭いロゴを配すだけで、お見事彼らのジャケットに仕上がります。裏ジャケはでかでかとアルバムタイトル。うすーく 何かの写真。この当時、このアルバム(きのこ系)と
Beyond "Crawl"(シュモクザメ系)のものすごく惹かれる2枚があったけど、こっちだけ買っちゃった。1991年。"Message in a bottle"(The Policeカバー)も良いです。