【あの頃キミは&コミック系・ロック/ギターポップ】日本通のマシューさん。日本通のミュージシャンは数々いれど、やっぱり多いのが秋葉系アニメ好きな人たちだ。たとえば
Dimitriのおっさんは"ネコミミモード"というアニメの主題歌までやっちゃってましたし、収録曲なら
Testamentもアルバムにアニメテーマを収録などもありました。(Urusei) Yatsuraなんていうバンドもありました。マシューさんは、たしかアニメ主題歌はやってないけど、"うる星やつら"のラムちゃんの刺青を入れているのでもおなじみ。
そのマシューさんの、1995年発売の、ものすごくエモーショナルで素敵なアルバムだ。1曲目はガッツンガッツンの相変わらず。しかし2曲目"Not When I Need It"から、ひたすら畳み掛ける泣きメロの応酬。前作"Altered Beast"がバラエティーにみちて、冷たい曲・温かい曲がバランスよく詰め込まれていたのに、こちらはすべて熱い。リズムもメロディーも生っぽく、これはやっぱりプロデュースのブレンダンオブライエンの手腕ですかね。ずっと聴くには、ちょっと内容が重すぎるかもしれないけど、キモチが乾いているなあと思ったら、プレイヤーにイン。
日本盤初回盤には、井上三太の"スィートトランスフォーマー"というグダグダのマンガがついてます。明らかにロボットを描かせるには向いてないと思うんだけど。コレが付いてきて喜んだ人っているのかしら?