【回りまわって地味系・ロック/AOR/ソウル】イラストを描いていて、最初にプロットを作って、そのとおりになるようにいろいろねちねちといじくり回して、気が付くとこのジャケット見たいに地味になってるのね。大方は周辺に懲りすぎて、本当に描きたかった部分が小さくなって、色目も渋目を狙ったらどうってことの無い絵に。という典型みたいなジャケットです。内側もモノクロとセピア。黒地に白の手書き文字。大人向けアメリカンロックバンドらしいといえばらしいけど、この顔で損してる気がするなあ。100円コーナーによく並んでるし。
Blackfishと、ジャケットを含めていろんな所が似てたりします。
Blessid Union of Soulsのファーストアルバムで、1曲目の"I Believe"がシングルヒットしたアルバム。シングルがピアノの曲だったのに対して、2曲目以降はアコースティックなアメリカンロックンロールから、ゴスペル風のものまで、ミドルテンポの良曲ぞろい。メロディー自体はBackstreet Boysや*n sincにも通じるくらいの出来なので、知らない人に聞かせても、「知らない曲だけど良いねえ」となることは請け合い。何故、その辺りとの共通項があるのかと思ったら、ロックだけでなく、ソウル風の曲展開と、ボーカルの音域の狭さでは?シングル曲"I Believe"は、黒鍵6~7個でボーカルラインが全部弾けてしまうのだった。
とはいえ、良質なバンドで、まだやってたら良いなあと調べたところ、去年ちゃんとアルバムを出してましたね。ファーストリリースは1995年。