【松本零士系っていうか、そのもの・ポップ/ハウス/DVD】同じものなのでDVDも紹介しときます。デビューアルバムでフランスから黒っぽいハウスをかました謎のグループ Daft Punk の(当時)満を持して出された2ndアルバム。どうやら黒っぽいリズムを期待した人たち総崩れのいろんな意味で問題作であった。しかし、ロック/ポップサイドの人間(ワタシも)からしたら、ハウスが一気に身近になった、記念碑的な1枚。くるりの岸田氏が、気に入った気に入った言うて、ラジオで毎週かけていたのを夜道を歩きながら聴いていたもんだよ。"One More Time"や"Digital Love"のポップ加減には本当に度肝を抜かれた。言葉すら楽器として使ってしまうその感覚は、英語が母国語でない人たちにも勇気を与えてくれたのではないかな。とにかくポップで、ひたすらポップ。そんで、PVがまた独特で、松本零士のフルアニメなんだもん。シングルを切る度に、次のPVはどんなんだ!?って話題になっていたもんです。また、このアルバムを買うと"Daft Club"というネット上の特典サイトにアクセスできるコードがもらえて、そこに行けばリミックスが約10曲、"Alive 1997"の全音源が取れるという太っ腹仕様(既に閉鎖されています)。そのころちょうどMP3プレーヤーを買ったので、全部突っ込んでひたすら聞いていたなあ。メモリが256MBだったなあ。懐かしい。DVDの"Intastella 5555"は、まるっきり"Discovery"を頭からお尻までプレイしつつ、一続きのストーリーで松本零士の世界が展開されます。つまり、DVDから音を抜くことが出来る人はCD不要って訳。安かったから両方買ってしまいましたけどね。ちなみに。"Intastella 5555"は Google Video にフルパートアップされているらしいよ。約60分、見る根性が有ったら見てくれい。名作。2001年。追記:Google videoはiPodやPSP用にダウンロードできるみたい。松本零士先生、楽器を演奏する部分の手の描き方がなってないけど、大御所だし好きだから許す。