【カンフー映画風・ロック/ハードロック/イギリス】何しかすごくかっこよいジャケットで、すごく期待させてくれます。ちなみにこの前のジャケットはサイケ風、その前はグランジ風。まったく統一感の無いジャケットに、バンドロゴまで変っているもんだから、全部並べても「同じバンドか?」ということになりそう。中身は割とハードなギターだけど、リフが有るわけでもないので、ハードロックというよりも、グランジに影響を受けたギターロック。ふざけたジャケットとは裏腹に、テクニックはしっかりしていて曲はぱりっと切れがよく、所々で見せるファンキーな節回しが、好きな人にはたまらないものがありますね(ピンと来ない人も多そう)。前作から最も売れたシングル
"Oblivion"(Youtube)を聴いてもらうと解りますが、こういうはっちゃけたファンキーさがTerrorvisionの醍醐味ですね。本作ではジャケットに合わせて?ちょっとばかりシリアスなものの、やはり時々出てきて良い感じ。似たものとしてはFaith No MoreやUgly Kid Joeでしょうか。この後も細々とアルバムを出しているようですね。また、
Space Cowboyのアルバムに参加したりしていたようです。ふざけたジャケットなので、サントラコーナーで投売りされていることがあります。ジャケ買いオススメ商品。1996年。