
【プチプログレ系・AOR】Mr. Childrenが影響を受けたとか受けてないとか、まあどうでもよいのですが、なんとなく関連を見つけようとしてしまうバンド名のバンド。彼らとしては、2ndアルバム"Welcome to Real World (1985)"から、2曲の大ヒット"Broken Wings", "Kyrie"を出したのもあり、そちらもお奨めです。というか、ベスト盤のほうが手に入りやすいので、そちらをどうぞ。Starship, Paul Young, Hall & Oats等と肩を並べる80's必携バンドだ。音の方は、どうしても当時のStingと較べてしまう。ああいう陰のあるAOR。かっこいいとかポップだとかはまず横に置いておいて、ええ曲やなあ、と思える曲だ。この3rdアルバムは、ポップさが更に薄れ、乾いた土ぼこりの香りさえのする、ええ感じの哀愁AORになっており、見事にこけて解散した。でもワタシは好きだ。
ジャケットも、AORにありがちだけど、前作と共に、なぜかこうプログレっぽい気がするんだよね。Pink Floydのジャケットにもありそうな感じだ。Paul Youngなんかを今も時々聴いて思うけど、この頃の地味で良い曲は、今聴いても全く色あせてないね。1987年。