【星の王子さま系・ロック/プログレ】 こういうミニチュアの星を見ると、「星の王子さま」を思い出しません?それはさておき、有名なジャケットですね。ロジャー・ディーンという、"惑星系"のイラストレーターが描いたもので、だいたい水平線を望む構図が多いのですが、このアルバムだけちょっと違う。他には
Asiaなどのジャケットアートも手がけております。
それはそうと、Yesってとっくの昔に"90125"か"Big Generator"でも紹介していたような記憶がありましたが、調べてみたらまだだったので、超王道のこれを。ポップ時代の2枚のとっつきやすさもいいのですが、やっぱり昔のアナログサウンド+ベース走りまくりは気持ちいい。歳かもしれません。とはいえ、このアルバム、ボーナストラックを入れて10曲のうち、イントロみたいな曲が4曲くらい。実質6曲?その少ない曲のうちの2曲、オープニングを飾る
"Roundabout (Youtube)"と
"Heart of The Sunshine (Youtube)"の破壊力たるや。やっぱりギターはもちろん、ベースとドラムのリズム隊のキレの良いバンドは強い。いずれもCMなどで一度は耳にしたことがあるかと思います。
Yesについては、一家言どころか、百八家言くらいあるコアなリスナーがたくさんいるので、バンドを語るのはよしますが、クリーンで美しい音でありつつ、同時に硬くて難解な部分が同居するところが魅力でもあり、とっつきにくいバンドであると思います。"90125", "Big Generator"のようなポップ路線は好きでも、ABWHや90年代のシンセと変拍子の低音パートってのは、なんか違うなーと思ってしまう。やっぱり生音ユニゾンでゴンゴンきつつ、高音のボーカルが乗るのがYesの醍醐味のような気がします。まじめに書いちゃったよ。1971年。
しかし、画像検索するとアナログばっかりだなー。やっぱりマニアはアナログですか。