【モザイク風/ロック・ポップ・ブルース】2001年にこのアルバムからのスマッシュヒット"No such things"のハーモニクスでキラ星のごとくデビューを果たし、あれよあれよと既に重鎮。
Jack Johnsonもそうですけど、ギター1本でナントカしちゃいつつ、いい曲を書く人が時々でるようになりましたな。ただ、そんなぽんぽんは出ませんが。でまあ、John Mayerさんは基本スッカスカのブルースロックなんですが、どの曲ももう、感涙モノのポップセンスと、切なくなるくらいのハスキーボイスでもうメロメロになること間違いなし。しかもブルース方面だからだろうけど、当たり前のようにギターが上手い。"Neon"のド頭のアコースティックリフなんて、なんかすごく黒いフレーズをさらりと弾いちゃうんだもんなー。というテクニカルなところはおいておいても、もちろん楽器なんか分からなくてもオーケーの懐の広さもJohn Mayerの音楽にはあるね。ピアノだったら
Jamie Cullumなんかが好きな人も要チェック。夏の暑いときにはまだまだ似合わないかもしれないけど、秋~冬には必携の1枚です。2006年に出た2ndあるばむでは、ポップセンスがさらにアップしているので、そちらもあわせてオススメ。