【おさとうにスパイス、すてきなものいっぱい系・ポップ/ジャズ/ピアノ/ロック/ハウス】御歳80を超える超ベテランピアニスト Bent Fabric(伸びる布?)おじいさんの「若いもんにはまだまだ負けへんでー」と出してきたコラボアルバム。1st シングルでヒットを飛ばした"Jukebox (Vocals: Allan Vegenfeldt)"は、はて
Fatboy Slimか、はたまたCarlos Jeanかというダバダバビッグビートで、ええ、ちょっと時代から遅れてるんですが、ものすごく楽しい。かと思ったら、ハウス系のバックに乗せてカクテルピアノを弾いてみたり、ポップロックとあわせてみたりとバラエティー豊かなアルバムに仕上がっています。が、いかんせんお歳ですので、スタイルが完全に固まっていますので、どうあわせても全く崩れずBent Fablicなわけで、時々バックとケンカするような部分があったりして、まあでも楽しんでいそうだからいいか。Santanaから始まったコラボシリーズの中でも、かなりナチュラルに楽しめる上、おじいちゃん独特の脂っこさも垣間見えて、ジャズなんて構えずに、そういうポップソングだと思ってお聞きください。ジャズを期待したら肩透かしをかまされますのでご注意を。なお、日本版ボーナストラックのJukeboxのりミックスは、大して面白くもないミックスが続きますので、外盤で買っちゃったという人もご安心ください。ついでに、タイトルの「お砂糖にスパイス」はパワーパフガールズのオープニングね。そんで…。2006年。